本日5月5日は、こどもの日。いわゆる男の子の健やかな成長を祈り祝う日。 まだまだ田畑の目立つ私の住む長閑な町では、立派な鯉のぼりがあちらこちらで泳いでおります。 ゴールデンウィークも残りわずか、菖蒲湯で連休の疲れを癒したお父さんやお母さんも多いのではないでしょうか。 ちなみに私は、昔、庭の菖蒲を入れすぎ、緑色の湯に入って以来、菖蒲湯には入っておりません。 菖蒲の量は勝負運になんら影響はございません(立証済み)、お子様のトラウマにならぬよう、適量を心掛けてくださいね。 あと節句と言えば、五月人形でしょうか。 金太郎は健康な成長を桃太郎は魔を払うという意味合いで飾られるとか。 中でも私にとって「桃太郎」は「※桃太郎侍」のモチーフにされ、より馴染み深いキャラクター。 よく知っている御とぎ話は、桃から生まれた少年が成長し、団子で手なずけたお供の動物と鬼を退治しに行くという、内容ですが、落語に「桃太郎」があるのはご存知ですか? 落語のそれは、親が桃太郎のお話を聞かせ、子供を寝かしつけようとするのですが、子供は桃太郎のお話を理詰めで解説し、逆に親を寝かしつけてしまうというもの。 (内容) ・・中略 「鬼が島」あんなもんこの世に無いがな、せやろ。この世の中のことを鬼が島にたとえてあんねん。人間と生まれてきたからには、世の中へ出て苦労せんならん。これが鬼が島の鬼退治や。ほんで、あの「キビ団子ちゅう美味しぃもん」ちゅうたやろ、あれも間違いや。 黍(キビ)いぅたら、もぉ不味いもん。五穀の中のお米よりもずっと粗末なもん「贅沢をしたらいかん」といぅ教えが、このキビ団子や。世の中へ出て苦労する時にやな、贅沢をせんと質素を守って、今言ぅたこの「仁・智・勇」といぅ三つの徳を身に付けて、一生懸命働いて、やがて鬼を退治して「山のよぉな宝もん」といぅのは、世の中で身に付ける地位とか名誉とか財産とか、まぁまぁそぉいぅ宝もんがあるわ。そぉいぅものを身に付けた立派な一人前の、世の中の役に立つ人間になって「親に孝行し、家の名を上げるといぅ、これが人間として一番大事な道である」といぅことを、昔の人が子どもにも分かるよぉに、面白ぉこしらえてくれはった、よぉできた話や。それをあんな風に言ぅたら、もぉネグチも何にもあれへん。 まぁまぁ、ボクの前やさかいえぇけど、こんなことよそ行って言ぃなや、恥かくさかい「親の恥は子の恥」ちゅうて、わいまで辛いさかいな、よそ行て言わんよぉにしてや。な、お父ちゃん。お父ちゃん……? 寝てしもてるがな……、今日日(きょうび)の大人は罪がないわ。 このもっともらしい解釈には思わず関心してしまいます。 これをわが社風にアレンジすると、「桃太郎」は社長で、「お供」は社員でしょうか。 厳しいクリーニング業界の荒波にも負けず勝ち残り、山のようなお宝を手にするのだぁ!
でも魔女っこは夫のいる身、きび団子でホイホイ付いて行くわけにはいきませぬ。 分け前は四分六と言うことでいかがでしょう。 「今日日の店員は罪がないわ。」 お後がよろしいようで。  ※「桃太郎侍」 高橋英樹の代表作。「ひと〜つ人世の生血を啜り、ふた〜つ不埒な悪行三昧、みっつ醜い浮世の鬼を、退治てくれよ桃太郎!」の決め台詞でお馴染の痛快娯楽時代劇。 <魔女っこのお勧め本> 大人の教科書 「お金」と「人間関係」を落語に学ぶ 中谷 彰宏著 落語の「帯久」「百年目」に学ぶビジネス本。図書館で目にし、読みましたが結構面白かったです。落語初心者にもお勧めです。 |